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独立行政法人 国際協力機構(JICA) 民間連携事業

水道用管継手は、無駄なく水を活用する上で水道インフラの重要な部材。その「貴重な水を一滴も漏らさず送り届ける技術」を使命として、当社が取り組んでいるのが、海外市場の新たな開拓、そして水道管継手を通じたケニア国の「水・衛生」「漏水問題」への貢献です。
当社は2019年からJICAの民間連携事業に採択され、以降ケニアへの水道管継手の普及にかかる本格的な調査を行っています。
現在は、第三段階目となる「普及・実証・ビジネス化事業」を通して、現地でのビジネス化を目指しています。




「JICA-SDGsパートナー」制度とは、日本政府(SDGs推進本部)が決定するSDGs実施指針やSDGsアクションプランの一層の進展を目的としてJICAが2020年7月に創設したもので、JICAとともにSDGsの達成に取り組んでいる企業・団体をパートナーとして認定しています。

●JICA×月刊事業構想 イノベーションセミナー~民間企業が海外進出で成功するには~ | 事業構想大学院大学

●日本の「管継手(くだつぎて)」がケニアの水資源を守る - 株式会社川西水道機器(香川県)の途上国の漏水問題への挑戦 - 民間連携事業

●日本全国 各地発!中小企業のODA | 外務省

●Article in Business Daily, released on Friday 1 March 2024, 'Private Sector Development'| 2024/3/1 ケニアの経済紙にて当社の取り組みが紹介されました。

●ケニア 経済成長の陰で深刻化する水道の水漏れ問題 香川の水道機器メーカーの命の水つなぐ挑戦を追う -TSCテレビせとうち 「プライド せとうち経済のチカラ」2024年3月24日放送








案件化調査



普及・実証・ビジネス化事業(日本語版)

普及・実証・ビジネス化事業(英語版)






2019年12月~2020年8月
水道施設における無収水対策に係る基礎調査【アフリカ課題提示型】






2019年、国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGs ビジネス支援事業~基礎調査~」において、当社が提案した「水道施設における無収水対策に係る基礎調査」(ケニア)が採択されました。
本案件の対象国であるケニアでは、老朽化した水道施設からの漏水により、安全な水のアクセス率が低下傾向にあります。
本案件は、ケニアにおいて管継手を普及するための課題を整理し、ビジネス展開について検討するための調査です。当社の管継手が普及することで水へのアクセスが確保され、ケニアの水環境整備に貢献することが期待されます。



2021年6月 ~ 2022年9月
水道施設における無収水対策・管継手導入にかかる案件化調査







基礎調査を通じて、ケニアにおける提案製品のターゲットとすべき市場は、主に既設の配水管で生じた漏水の修理を目的とした管継手の市場、そして、新規配管の布設を目的とした管継手の市場の二つであるとわかりました。
本調査では、現地ニーズを掘り起こしながら、ODA を通じた提案製品の現地活用の可能性を調査し、リスクへの克服と実現可能なビジネスモデルの確立にかかわる検討を行いました。
提案製品のビジネス展開を通じて、ケニアの水道施設における無収水の削減への貢献を目指します。



2023年1月 ~ 2025年2月
水道施設における無収水対策・管継手導入に係る
普及・実証・ビジネス化事業






本調査では、ケリチョウ郡のアイナモイ地区という未給水エリアにて、弊社製品を使用し水道管路を敷設するプロジェクトが始動しました。
2023年8月1日には、郡政府関係者およびケリチョウ水道局主催の起工セレモニーが行われました。
セレモニーにはアイナモイ地区の住民も参加され、未給水エリアに水道がくるというのは町をあげた本当に大きな出来事だと改めて実感しました。
未給水人口の減少・断水の少ない持続的なサービスの提供という重要な使命を果たすべく、今後も目標達成に向け取り組んでまいります。



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